2日目 ＿グラフィックデザインとカードリーディング

グラフィックデザインとカードリーディングは、私にとって同じ意味を持っています。

グラフィックデザインはカタログ、雑誌、広告、商品パッケージ、ロゴ、、POPなど、色々なところで欠かせず、会社の「ブランディング」をサポートします。

「ブランド」とは、それぞれの会社、その商品の、変わらない姿であり、周りがそれを認め、記憶に留めて初めて確立するものです。

周囲にブランドを知ってもらうこと、共感をもって一層の信頼を得て、それを維持すること、これが「ブランディング」です。

私は、以前、複数のファッションブランドのカタログと広告作成を手掛けたことがあります。年代、性別、ターゲットが異なるブランドごとに、そのコンセプトを理解し、もっともふさわしいモデル、撮影場所などを選び、そのブランドならではの世界を表現するのです。

一つの「ブランド」を深く掘り下げ、広告、雑誌、パッケージなどのビジュアルを通し、様々な切り口でお客様に知らせる仕事もしました。

どちらも、会社の考えや価値観、商品の特性を、グラフィックデザインという、その美しさを最大限に表現できる方法で外の人に伝えるものです。

同じ頃よく悩みや相談のある方にカードリーディングをしていたのですが、この仕事で培った「ブランディング」を個人のアイデンティティの確立、すなわち本当の心を知る事に通ずるのではと感じました。

叶えたいこと、それが数多くとも、自分ではぼんやりとしか見えていなくても、はっきりとした形に描ければ実現につなげることができます。

私は、考えを形にするというグラフィックデザインに通じるやり方で、カードリーディングを行い、一人ひとりの希望を叶えるためにお役に立ちたいのです。

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誰もが人生の多くの時間を仕事に費やします。一つの仕事を突き詰めると、仕事の上の顔が本当の性格のようになっていきます。

グラフィックデザイナーとしての私は、クライアントと密にコミュニケーションを取り、デザインする物のコンセプトや存在意義、方向性を聞き、本来あるべき姿を汲みとり表現してきました。

デザインする物の上辺だけでなく、内側の姿まで表現しようとする私のデザインは、伝えたいメッセージを、目に見える以上の力で伝えます。

その物が持つ、見えずとも印象を残す”香り”を表現している、とも言えます。

独立してからの屋号は“KAORU DESIGN”としました。

それは、私の名前でもあり、そして、その物がもともと放つ香りをデザインする、という気持ちを表しています。

香りが残す印象はたった一つ、デザインが表現するメッセージも同じくたった一つ。

そのたった一つのものが、その本質なのです。それを私は表現したいのです。

デザインの仕事の中でも、ロゴ作りは、商品の有形無形のアイデンティティを凝縮し伝えることが求められ、シンプルですが高い技量が必要とします。私が最も得意とするところです。

自分がロゴ作りに向いていると気づいた頃、カードリーディングも始めました。

カードリーディングを通してお目にかかった方たちは、

性別も年齢も仕事も異なり、その魅力も悩みも様々でした。

商品のあるべき姿を理解して初めて、一番ふさわしいロゴをデザインできるように、

私たちは心の奥底の自分の本当の姿を知って初めて、必要とする答えを探し出せます。

私は、そのために沢山のカードの言葉を読み解き、お伝えし、その方にご自分の本当の姿、本来の香りに気づいていただいてきました。

これからも私は、自分の本当の姿を知りたい方にカードの言葉をお伝えしていきます。特に女性の方に自分の本当の姿を知っていただきたいのです。

現代社会では、女性は女性としての役割に加え、時に仕事では男性の役割も担うようになり、心のバランスを崩しがちです。しかし、女性こそが自分で輝くべきです、そうしてこそ周囲の人にプラスの影響を与えることができるのではと思います。

次回は、カード作りの基となった色とチャクラのことをお話します。

リーディングの日程や開催場所についてはこちら☆

http://kaoruhonda.blogspot.jp/2013/04/serendipity-card-reading.html